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2009年11月06日

グッドデザイン2009表彰式  内藤委員長の講評

11月6日、六本木ミッドタウンホールにおいて、今年度の表彰式が行なわれた。その中での内藤委員長の講評は新エネルギーに関連する人々へのメッセージともとれるものだったので、以下に掲載させていただく。

 

「何がグッドか」を問い続けて五十有余年、グッドデザイン賞は今年も「何がグッドか」を問い続けました。デザインは世の中を豊かにするはずだ、そして消費者に支持されたものが次の時代を築く対象となる、そのための大きな方向付けが審査です。それが審査委員の共通する思いです。
昨年、「近未来の消費者の立場に立って、何がグッドかを審査する」という大方針を立てました。今年もこの方針に変わりありません。これに応えて、昨今の景気の不穏な動向にも関わらず今年も例年と変わらぬ多くの応募をいただきました。これがこの国の底力です。そのことを実感しました。

今年の大きな傾向は、やはりエコでしょう。エコはもはや声高に叫ぶものではなく、もはや当たり前のことになりつつあります。イデオロギーとしてのエコから日常感覚のエコへと時代は変わりつつあります。エコを前提としてどのようなデザインが可能なのかが焦点になりつつあるのです。この流れはしばらく変わらないでしょう。
エコがグッドであることは当たり前のことです。今日的な問題は、それをどのようにデザインという価値に置換できたか、消費者にとって分かりやすく魅力的な価値として提示できたか、ということです。「どのように」、そこに「何がグッドか」の指標があるように思います。

 

いかがでしょうか。単に発電効率とかコストとかというのではなく、消費者にとって「何がグッドか」を求めていかなくてはなりません。来年はさらにグッドな品々がエントリーすることを期待したいと思います。

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