日本経済新聞によると、東芝が2010年4月から、住宅用の太陽光発電装置の市場に参入するとのことだ。08年での生産量が世界第9位の、米サンパワー社の発電効率の高い太陽電池を輸入し東芝ブランドで販売、オムロンからはパワーコンディショナーをOEM供給を受けるようだ。
2015年に売上げ500~600億円、国内シェア20%を目指すとある。09年の太陽光発電市場は発電能力ベースで2.3倍に拡大しており、家庭用機器の中核事業に育てたい、とのこと。
東芝は以前にも、家庭用パワーコンディショナを発売したが、その後撤退した経緯がある。確かに市場は急拡大しており、今後も家電各社が参入してくると思われるが、サンパワーやオムロンから調達したものを組合せて、どれだけ利益が確保できるかは疑問が残る。住宅用太陽光発電は年々コストが低減しており、施工費は極端に下げられない事から、モジュールやパワーコンディショナの締める割合が高くなっている。
本格的にシェアを確保するためには、東芝は太陽電池の工場も建設しなければならないだろう。また、住宅用で普及を進めるには、先行するシャープや京セラ、三洋、三菱などの施工店以外で、住宅用太陽光発電の取り付けができる優良電気店を確保する必要があるだろう。



















