三洋電機が一日発表した2010年4~12月期連結決算は、純損益が前年同期の417億円の赤字から23億円の黒字に転換した。
太陽電池の販売が国内を中心に好調だったほか、海外でデジタル家電向けなどの電子部品が伸びた。
売上高は3・1%減の1兆1492億円。本業のもうけを示す営業利益は14.0%増の309億円。
エコカー補助金の効果でカーナビなどの車載機器が堅調で、炊飯器や掃除機などの家電も売り上げを伸ばした。
リチウムイオン電池やデジタルカメラは、競争激化で価格下落が進んだことから減収となった。
三洋は、四月一日にパナソニックの完全子会社となるのに伴い三月二十九日に上場廃止となるため、上場企業として最後の決算発表となった。
大阪市内で記者会見した松葉健次郎取締役常務執行役員は「パナソニックは(太陽電池などの)
エナジー事業に将来性を見いだしており、そこで三洋の存在価値を高めたい」と述べた。
最後の決算発表で黒字化したのは、三洋電機の面目躍如か。太陽光の売上はは今年は各社伸ばした。パナソニックはエナジー事業が得意でなかったので、三洋の子会社化は絶妙なタイミングだったのではないか。



















