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2010年04月29日

大京/各住戸に太陽光電力を分配、分譲マンション発売へ

大京は、太陽光で発電した電力を各住戸に分配するシステムを搭載した分譲マンション「ライオンズたまプラーザ美しが丘テラス」のマンションギャラリーを5月中旬にオープンし、5月下旬から第1期分(販売戸数未定)を売り出す。太陽光発電を専有部まで引き込むのは首都圏初の試みだ。

  一般社団法人新エネルギー導入促進協議会による新エネルギー等事業者支援対策事業の補助金交付が認められたプロジェクト。従来、太陽光発電の転用は共用部ではあったが、今回、専有部への分配を実現。屋上部分に京セラ製のソーラーパネルを約350枚設置する。発電電力を分配することで、電気料金を20%程度低減できる効果が得られるという。

  ソーラーパネルの発電量を共用部の表示盤で、各々の住戸の消費電力量やCO2排出量などを自宅のパソコンから確認できるシステムも採用する。

  また、太陽光発電だけでなく、共用部・専用部の全てにLED照明を導入する。蛍光灯や白熱灯などに比べて低消費力で長寿命、発熱が少ない。同社は、これによって従来型の一般マンションと比較すると管理費が年間数十万円安くなる効果があると試算する。

  地上7階建てで総戸数79戸。間取りは3LDK~4LDKで、専有面積65~96平方㍍。販売価格は決まっていないが約75平方㍍で4900万円台から、96.77平方㍍のモデルルームで8000万円台の見通し。坪単価215万円程度。太陽光発電システム導入に伴うコスト増は販売価格に転嫁されるが、「売り値のアップは(従来型比で)1%程度で済む」(同社)。

  3月初旬のホームページでの告知開始から現在までに700件超の反響があった。3分の1が横浜市青葉区、残りは東急田園都市線沿線と首都圏全域から。20~60歳代まで幅広く、家族構成は2~4人。

  場所は東急田園都市線たまプラーザ駅徒歩12分、同あざみ野駅徒歩14分に位置し、もともと東急ストアがあった場所で昨年7月に用地を取得した。竣工は2011年3月下旬を予定している。(情報提供:週刊住宅新聞社)

 

    この物件は、各戸に供給する点ではユーザーメリットが出るので画期的だとは言える。残念なのは、このシステムでは昨年末にスタートした固定価格買取制度での余剰電力の約倍額の買取が適用できないことだ。九州で戸別システムで先行する芝浦特機、新地社長に話を聞いたが、1.5kWシステムで固定価格買取制度を適用すると、各戸で約8000円ほどのメリットが出るという。戸建住宅では、この制度が後押しして昨年比で2倍以上伸びている事を考えれば、高圧一括受電タイプは苦しいところだ(sim)。
 

 

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